あんたとスパゲッティ

 

 ピザが美味しい、元祖・生パスタの店。まあ地元の名店てとこかな。

 

IMG_2590.jpg 

 

 「お決まりですか?」

 「ピッツァ・クワットロ・アルマジロ。ランチのセットだな」

 「はい。ピザ・クワトロ・フォルマッジョをランチでですねー。かしこまりました」

 「クワトロ・アルマジロ」

 「え?クワトロ・・・、フォ」

 「アルマジロ。クワトロ・アルマジロだよ」

 「あー、えーはいはいクワトロでアルマジロ。かしこまり~」
 すたすたすた


 ワケわかめって顔してたなあのネエチャン。んへへへへ。


 ぱたぱたぱた 

 「銀行混んでたわー、もうオーダーしてくれた?」

 「うん。俺はクワトロ・アルマジロのセット。キミはスパゲッティ・ボロモーケのランチで、ドルチェはピスタチオのオペラにしておいた」

 「ありがとカバちゃん。てあんた、バッカじゃないの毎回毎回お店のコが困るようなこと言って。そのうち激辛ミートソース出されて泣くわよ」


 んへへへ。

 

 

 




 

 

 

 

 

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

タイトルみて「あんたのバラード」を連想してしまいました。

ぬぽGLさん、こんにちは。

ツイストですね、んへへへへ。
「あんた」って言葉、廃れてるみたいだったもんで。

No title

こんばんは。
思うのですが、カフェでもレストランでも、自分たちが復唱できないような名前を何故付けるのでしょうね?
気まぐれとかわがままとか、食べ物の名前として必要かなあとよく思います(笑)
しかし、ピザの名前でアルマジロ?何故?(笑)

杏莉さん、こんばんは。

料理にわざわざ変な名前を付ける店ってありますよね。
そうゆう店にかぎって「ラメゾンアンソレイユタブル」だの「メゾンラドゥメンヌ」「エディトトロワシスサンク」と、どこで区切ったらいいのか分からない店名なんですよね。
ジジイにはキッツイわ~(笑)。

No title

こんばんは。
お洒落そうなお店ですな。
とてもじゃないけど、田舎育ちの私らには、口が回らんですよ。
メニューが文字だけの店などは、一番喋りやすい料理を選んでしまうからね。ここでも小心者が出てしまう^^;
あの~ナポリタン一ありますか・・・
「クワトロ・アルマジロ」これから似たようなメニューを見ると言ってしまいそうで怖いw

ひで郎さん、こんばんは。

私もずいぶん練習しましたよ。「ピザ・クワトロ・アルマジロ」なんて流れるように言うためにね(笑)。
まあ、エントリーの店は普通に食えるリーズナブルなパスタ屋です。ピザにアルマジロも載せないし、スパゲッティでボロ儲けなんてしてないでしょう。
客をイジるビストロがあるのなら、客が店員をイジっても良いのではないかと(笑)。そんなコントです。

時々現れる、美女同伴のカバ似のオッサンが放つ親父ギャグ。
『あ~またあのおっちゃん来てるよ。アタシ嫌だからね』『え~アタシもやだよ。あんたいつも調子合わせてんじゃん』『何言ってんの、いっつも背中ゾクゾクしながらオーダー取ってんだから』『そうだ、今度来た新人ちゃんに任せちゃおうよ』
こういう感じで、いつもカバの兄貴のテーブルには若いオネエチャンがオーダー取りに来てるのでした。

moncoさん、こんにちは。

んへへ。
ネエちゃん呼ぶにはこのテにかぎりますぜ。

んへへへへへへ。