北海道ミーティング10周年記念 ライダー達の感謝祭カード集

 

 19929月発行『北海道ミーティング10周年記念 ライダー達の感謝祭カード集』。北海道ミーティング実行委員会事務局が編集と発行を兼ねていて、外装カバーには奥付代わりなのか「発行責任者 梅本彰」「写真 三浦裕 林直光 市川陸 長沢“DOSUKOI”直樹」のクレジットがある。

 

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 これは本ではなく、文字通りのカード集である。旧車と呼ばれる古いバイクの写真を刷り込んだ絵葉書二十五枚が、メモパッドのようにホットメルトで綴じられているだけのもの。表紙などの装幀はない。持ち主はこの中から気に入ったものを外し、季節の便りとか
「富良野に来ています。北海道は、でっかいど~!」
みたいなツーリング報告を認めて投函するようになっている。
 ただこれだけだと紙の束として纏まらないから保護用のカバーを掛け、述べた刊記というか制作記録を記してあるワケだ。






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質素でぶっきら棒な紙束だが、古いオートバイ乗りが共有していた温かな世界がこの一冊にぎゅうっと詰まっている。
 懐かしいし非常に落ち着く。






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 この種の草の根イベントはなかなか続かないものなのだが、北海道ミーティングは関係者の継続努力によって、今年
40周年記念大会が立派に行われた模様。


 さすが道産子、粘り強いね。

 

 

 

 

 

 

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コメント

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No title

1986年
24歳の時、一人バイクで北海道行きましたよ、
ヤマハのFZR750で、
ライダー宿が、至る所にあり1泊500円位で素泊まりできるんです。寝袋無しで行ったら夜中の寒い事・・・皮ジャンの上にカッパまで着ても寒くて眠れませんでした。一人旅ですから昼間は公園で昼寝したり、夜は知り合った仲間と飯食ったりして、朝にはそれぞれの道へと、楽しい思い出です。

こうのすけさん、こんにちは。

こんちゃー。
夏の北海道ツーリング全盛の時代でしたね。
人に会って見たこともない景色を見て美味いもんを食う。時にはキツイことがあったり痛い思いもする。これがバイク旅なんすよね。
友人で北海道を目指したのに夕闇迫る恐山に着いてしまいコワイ思いをしたヤツがいましたが、そうゆうのもアリかな(笑)。

No title

ども。^^
モノクロの写真がとても素敵。
被写体のライダーさんの人生観までも映し出されているようで。
想いの籠った一冊なんだろうな。

そまりんさん、こんにちは。

そっち雨降ってますか?
そうそう。バイクの本とクルマの本、おんなじように見えても想いの籠め方が違うんす。
バイクは人間に近い乗り物だから、バイク自体にもバイク本にも、感情移入が強いんですよね。
その分ウエットというか、重い本も多いんですけど。

No title

写真が良い味出てますね。
以前カワサキマッハシリーズのヒストリーが書かれた本を製作用の資料として買いましたね。

ぬぽGLさん、おはようございます。

おー「マッパ」の本ですかー。
カワサキの3気筒はイイですよねー。まさしく命知らずのバイクです。最後はマッパとSSがデザイン的にゴチャ混ぜんなってケッチで終わるんすけど、どれも嫌いじゃないすね。
そまりんさん宛のコメントにも書きましたが、バイクの本はどれもみな想いが籠められていて良いですよー。

No title

バイクは戯れに乗ったのが2回だけ。
操作を誤り突っ込みそうになった。
その代わり、北海道は何度もクルマで回りましたね。最高だったのは礼文島で、2度も行きましたね。

エリアンダーさん、こんばんは。

礼文島に二度までも・・。あの島は稚内からしか船便がなく、まずそこまで北海道を縦断する必要があるようです。
ツアラーですねエリアンダーさんは。

拍手コメントさん、おはようございます。

こうゆうカード集って、いざ買ってもそのままになっちゃうこと多いです。何枚かを使ってしまい不完全な歯抜け状態で持つことには耐えられないし、かといって捨てもできず。それがイヤ。
画像パクリは、『HP・廃墟』時代からかなりやられてました。でも最近はウエブ上にパクリ専用の巡回ロボットを放って自動で集めてるみたいで、そこがムカつきます。
かっぱらい方に愛がないんすよね(笑)。